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Detail-Cloth-Pro-【薄手吸水】3枚セット

2024年12月26日、商品説明に<吸水クロスの基本>として吸水クロスの使い分けと変更点を記載致しました。合わせてご確認下さい。


<製品紹介>
本製品はタッチ感度UP初動時の吸水力UP、そしてクロスを絞った後の吸水力UP(クロスの水抜けの良さのUP)させる為にスタンダード吸水クロスを薄くする事と合わせ製造方法を変更した新しいセッティングの、よりPRO仕様向け製品となります。


【タッチ感度とは】
塗装にクロスを滑らす動作から得られる情報の事を指し、本物のPROはクロスを滑らせただけで塗装状態をある程度把握し、そしてその塗装に何のクロスが最適か?また現在の塗装面がどんな状態であるのか?これを判断します。

非常に分かりやすいことで例えるのであれば、新車塗装と中古車塗装ではタッチ感度が全く異なります。また、ベースコートの種類によってもタッチ感度が変わります。

その他、更にもっと分かりやすい例えを言うのであれば、鉄粉が着いている塗装と付いてない塗装では明らかにタッチ感度が変わります。

これらのように、私共本物のPROの場合、タッチ感度による違いによって最適なクロスを使い分け、その塗装に対してどの様なクロスをどの様な使い方をし、その結果、どの様なタッチ感度を得られたのか?

車の塗装は新車から廃車になるまでの生涯の中で、塗装に触れることが出来る回数が決まっておりますのでタッチ感度をUPさせて一度の接触で多くの情報を得られるようにすることは、ハイレベルなPROの世界では基本中の基本になり、特に洗車と言う行為の最終工程である拭き上げ時のタッチ感は、この先の工程で使用するケミカルやコーティング剤のセレクトを判断する上でも非常に大事なポイントとなります。


【クロスが薄くなる事によるメリットとデメリット】
例外も御座いますが、基本的に当店の素材、製造工法の中でクロスが薄くなる事によるメリットは3つあり、

(メリット1:タッチ感度)
1つめが上記記載の通りタッチ感度の良さとなり、これは上記で記載をしておりますので割愛致します。


(メリット2:初動時の吸水力)
2つめは初動時の吸水力のUPとなり、水分に触れた瞬間の吸水力が高くなります!
これにより、PROの現場のように、使用するクロスの枚数が多くなったとしても仕上がりを優先するような場合はクロスの保水力よりも初動吸水力が高いクロスを使うことの方が多くなります。
余談となりますが、仮にこの方向性でお話をしてしまいますと、本来、最高の仕上がりを求めるには吸水作業の全てをハイテクスチャークロスだけで対応するのが良いとも言えてしまいますが、実際にやってみると塗装面の水分量が多い場合、ハイテクスチャークロスの保水力では非効率になってしまい、逆に塗装に触れる回数が多くなってしまう結果となってしまいますことから、吸水クロス→ハイテクスチャークロスが一番の理想となります。勿論、吸水クロスだけで仕上げる事も出来ますので求める結果に応じてセレクト下さい。

(メリット3:クロスを絞った後の吸水力)
クロスの厚みが増すと、クロス内で保有出来る水分量が多くなりますので、クロスが水分で飽和する速度が単純に遅くなる=水を絞ると言う行為が少なくなるメリットは御座いますが、逆に保水力が高いと言う事はクロス内部の水分の抜けが悪いとも言え、どんなに力強くクロスを絞っても、どうしても抜けきらない水分がクロスに残ってしまい、一度クロスの保水が満タンになってしまった後の作業の水残りが多くなってしまいます。
今回の薄手吸水は薄くし、そして密度の調整を行ったことで、水抜けが良くなり、クロスを絞った後の吸水力がUPいたしました。

(デメリット:保水力の低下)※スタンダードモデルとの使い分けについて。
上記、クロスを絞った後の吸水力の箇所に記載の通り、クロスを薄くする=物理的に体積が減る事により、クロス自体の保水上限が低くなります。
この事により、クロスを絞る回数がスタンダードモデルよるも多くなるデメリットが御座いますので、この事を加味してスタンダードクロスとの使い分けを行って下さい。


<基本製品紹介>※スタンダードモデルと同じ解説となります。
既に、当店ヘビーユーザー様であれば、カーディテイルと言う世界の中において、一番難しく、また一番基本となる作業が、洗車であるという事をご理解いただけているかと思いますが、そんな洗車を行う上でTOP1,2を争うほど重要な【洗車後の水分拭き取り】作業。
この作業によって後のケミカル選定、そして磨きレベルすら変わります。
磨きやコーティング施工等、洗車の難しさに比べたら足元にも及びません。


至極当然のように繊細極めることから、洗車クロス同様に、適材適所を無視した製品を使ってしまうことで、一切の例外もなく問答無用で塗装にダメージが入ることになってしまいます。
当店がスクラッチレスクロスを強制してでも使ってほしい理由と同じとなります。
人の肌と異なり、一切の自己再生を行わない塗装と言う存在を守り続けるには、適材適所を守り、【塗装に傷を入れない】と言う問題を絶対に無視することが出来ません。


簡単に言えば、洗車&洗車に付随する作業の場合、たった一度の判断ミスや、誤った製品を使うことで取り返しが付かなくなってしまうレベルの塗装ダメージを負うことが往々としてあります特性上、コーティング剤セレクト等と異なり、【今日は気分的にフッ素系コーティング剤を施工してみよう】等のように気軽に作業アイテムを変更することは基本的に許されず、如何なるケースであっても、塗装にダメージを入れない為に【最良であるアイテムを常に使い続けなくてはならない】作業特性があります。
一度傷が入ってしまえば塗装を削らない限り永遠に傷が残るので最初から選択肢は1つしかありません。


同様に、既存の吸水クロスページでもご説明している通り、吸水クロスとは最悪、使い捨てに成りかねない特性から逃れることが出来ないことから、先に説明をした、【常に最良の物を使い続けると言う側面】も合わせて価格は低価格でなくてはなりません!!

結果的に吸水クロスと言う存在を販売すると言う事は、高性能だけど低価格にせざるを得ないことになります。

利益がほとんど出ないクロスだからこそ、売る側からすれば心悩ませるクロスではありますが。。。

将来的に少しでも利益が生まれればOKとして利益度外視の低価格でこの度販売させて頂きます☆

是非、日々の洗車にてご活用頂ければ幸いです。


<前モデルのイエロー吸水クロスとの違い>
今回の吸水クロスを製造するにあたり、非開示な技術的情報等が御座います関係で、全ての特性をご説明することが出来ませんが、大きく分けると下記3種類が大きく変わりました。

(1)厚みの変更
毛抜けを抑制する意味も含めて毛を短くすると同時に厚みを減らし、逆に密度UPを行いました。
初回使用時に限り多少の毛抜けが御座います。


(2)カラー変更

カラーをホワイトにすることで、万が一しっかり洗車が行えていない場合、クロスに汚れが付くのでご自信の洗車レベルやシャンプーマッチング等の判断に最適となります。


(3)クロス単価の値下げ

洗車クロス同様に、クロス傷等に直結する非常に大事なカテゴリでの製品であることから、下手にケチってほしくない&常に最高の物を使い続けて頂きたいことから、利益度外視価格として、なんと!!従来のクロスの半値以下の価格とさせて頂きました。

上記の繰り返しとなりますが、一度でもクロス傷等を入れてしまうと髪の毛1本程度の厚みしかない塗装を削るしか方法がありません。
ハイレベルなPROだとしても完全修正が出来ないと言う事実があまりに世間に広まっておりません。

一切の自己再生をしない塗装だからこそ。

そして一番傷が入る比率が高いからこそ。

洗車に関係するクロスだけは適材適所を必ず守り一番良いものを使う事を強く推奨いたします。
コーティング剤にお金をかける100倍大事なこととなります。
お金をかける順番は洗車関連>メンテナンス品>コーティング剤となり、PRO不動の本音となります。


<製作者として今回の吸水クロスについて一言>
セカンドブログでも少々お話をさせて頂きましたが、今回の吸水クロスを製造するにあたり、様々なことが御座いました。

本当はその全てを語ることが出来れば、より吸水クロスに関しての皆さんの理解が深まることが出来るかと思いますが、語れば論文並になってしまうことから、この場ではちょっとした感想程度として、今回の吸水クロスを制作していく上で再確認した非常に重要なことを羅列させると。。。

(1)単純に吸水性能だけを求めるとNGなんだな。。。と!!
様々な検証から、吸水性能に関して言えば8割程度で抑えるほうがベストと判断致しました。

(2)上記記載の通り、洗車カテゴリでは常に高品質で高性能なクロスを使い続けなくてはならないことから、意味もないところに拘り高額にすることもNGなんだな。。。と!!

(3)これは既に吸水&油分除去の王様であるハイテクスチャークロスである程度予想していたことではありますが、どんなに高い吸水性能を求めても、最後は必ず水残りするのだな。。。と!!
ハイテクスチャークロスを現時点で超えることは技術的に難しい。

まとめると、結局は価格も含めたトータルバランス性能の高さが無くては意味が無いことを再確認させられました。

正直に言えば今回の吸水クロス。

単純に吸水性能だけで見れば既存の黄色の吸水より劣ります。
同じ条件であれば今回の吸水のほうが高性能となりますのであくまでスタートラインが異なる上でのお話ですが。

しかしながら、上記記載通り、吸水能力だけを単純に高めるだけでは、デメリットも顕著になってしまうことから、完全に使い手を選んでしまう。
いつかこのデメリットを克服できれば。。。!

あえて100点を狙わずに80点を狙わなくてはならない現実を受け止めるのに私だけ最後の最後まで駄々をこねていましたが。。。

物理的に、塗装に接触する存在であるクロスだからこそ、諦めなくてはならない側面があると言うことを再確認した次第です。

大事なのはトータルバランス!!
使い続ける為に低価格も含め

最終的には既存のクロスの弱点を克服しつつトータルバランス高めることで非常にお手軽で使いやすいクロスに仕上がったかと思います。


是非、一度使って頂ければ幸いです☆


<吸水クロスの基本>
これは基本となりますが、吸水クロスは原則として1種類で完結するものでは御座いません。
ブロアを使うか使わないかで変わりますが、今回はブロア無しでご説明致します。

初動吸水として、ザックリと大きな水滴を回収するのはPTクロスBMM吸水MAX(HIGH RESPONSE Ver)
初動吸水性能が高い。

そして、PTクロスで回収しきれない水分をスポット的な吸水として、押さえながら水滴を吸水するものが本製品となります。


本製品を最初から使用しても問題御座いませんが適材適所がベストとなります。



<備考1>
塗装状態や環境等によっては本製品だけでは綺麗に水を吸水出来ない場合もございます。
その場合、別売りのPTクロスをメインとして補助でディテイルクロスシリーズハイテクスチャークロスと合わせて使う事で吸水効率がアップします。
当店では洗車後にブロアーで水切りをしてから本製品で吸水をしますが本製品で完全に吸水出来ない場合には仕上げ拭き取りにディテイルクロスプロシリーズを使います。
基本は塗装状態や目的に応じてクロスを使い分けてください。



<備考2>※重要※
基本的な予備知識となりますが、洗車後の水の残り状態が撥水(水が玉になっている状態)と親水(水がベターとなっている状態)であれば前者である撥水の状態のほうが吸水効率が高くなりすばやく水を吸水できますが、逆である親水の状態ですと水が塗装面にへばり付いている事からきちんとクロスを押し当てないと拭いても拭いても水を吸水出来ない事になり吸水効率が結果的に悪くなる方向性&毛羽の原因となります。
親水状態の塗装面への吸水はPTクロス吸水BMM吸水MAX(HIGH RESPONSE Ver)ハイテクスチャークロス等が本来は最適です。



<備考3>
既存の黄色い吸水クロス商品ページ及び、上記で『最悪、塗装状態等によっては使い捨てに成りかねない』と記載を致しましたがせっかく買ったのだから出来るだけ長く使いたいとの事であれば、毎回の使用後に優しく手洗いにて油分等を落としてから保管することで吸水性を維持出来る場合もありますが、吸水クロスに特化した処方である事から、ある側面では通常のマイクロファイバークロスより繊細なファイバーになっており、基本的に洗濯に何度も耐えられるクロスでは御座いませんので予めご了承下さい。
洗濯をする際はマイクロファイバークロス専用洗浄剤をご使用下さい。
漂白剤や柔軟剤の使用はNGとなります。




<備考4>
上記備考3とは違った解釈として少しでも長くクロスの吸水性を長持ちさせたいと思う場合、一番最初の【もっともクロスが汚染される可能性が高い】時は、ディテイルクロスPROシリーズ等の通常のクロスを使用し、下地処理が終わった後のケミカル残留物を流す二回目の洗車吸水の時のみに本クロスを使う事で油分等をクロスの取り込まないので綺麗な状態を維持しやすくなります。



また当店販売のREBOOT2の商品ページ記載にある『その他使い方』等のケースであれば下地処理が洗車の延長線上にある事からクロスの汚染が軽減して吸水性能を維持しやすい場合も御座います。
REBOOT-GELご購入者様にお配りしております使用説明書に記載しております最大のキモの使い方でも同様となります。


<サイズ>
40cmx40cm




<注意事項>※必ずお読み下さい。

①ご使用後は良く濯いで汚れを落とし陰干しにて乾燥させてから直射日光の当たらない場所にて保管して下さい。
②漂白剤や柔軟剤は使用出来ませんのでご注意下さい。
③直射日光の当たる場所で保管しますと変色、変質する恐れがありますのでご注意下さい。
④使用期限は使い方や保管方法等によって異なるので定めることは出来ませんが、明らかに汚れてきた場合や繊維ダメージが見受けられる場合には傷の原因となりますので交換をして下さい。
⑤本製品はエッジ処理を2面スタンダードな超音波、残りの2面を更にソフトな超音波として、ロングファイバーの引っかかり傷防止として塗装面に合わせて使い分けて頂くセッティングとなっておりますので繊維を引っ張らないで下さい。また、鏡面仕上げをする場合、四面の超音波をハサミ等でカットしてご使用下さい。
⑥施工、保管にあたり当社は一切責任を持ちません、お客様の自己責任にて施工、保管をお願い致します。




<最後に>
繰り返しでクドくなってしまいますが、この商品ページの各所で記載している、今回のクロス販売において皆さんに伝えたい一番のキーポイント!

【常に良いものを使い続ける】
洗車カテゴリは塗装ダメージとの戦いなので少しの妥協=ダイレクトに塗装ダメージに直結することから。

面白みに欠けるかもしれませんが、洗車と言うカテゴリは最も基本であるスタートラインである事から、失敗は許されず、選択肢が最初から少ないカテゴリである事をご理解頂ければ、最終的な仕上がりに大きな違いを感じて頂けるかと思いますので是非、今一度洗車と言う基本を見直して頂ければ幸いで御座います。



【警告】※主に同業者様へ
この商品は当店の登録商標内容に必要な製品ですので商標権的な側面で当店のクロスと類似する商品を
新しく開発、販売される場合、法的に当店への侵害になる場合が御座います。
良い製品を真似される事が多い業界でもありますのでご注意とご理解をお願い申し上げます。

【必ずご確認下さい】

下記納期のご確認をお願い申し上げます。


【納期】

4営業日前後


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